普通。

ちょっと気になったから独り言。

世の中にはたくさん飛び交っている「普通」や「一般」という言葉。その枠はあまりにも曖昧で、分かりづらい。その枠は人によって変わってくるし、世の中にはいろんな人がいる。たとえば俺に母親がこう言う

「もっと普通にしなさい。」

普通にするとはどういうことなのだろうか。考えても、結果つまらない答えしか出てこない。でもそれは俺の考え方が「普通」じゃないのかもしれないし、分からないことでしょう。
人の脳は電脳ではないので、相手の中に入り込めません。分かったつもりでいても、他人はずっと違う考えでいるのかもしれません。では例えば社会の中で、「一般」と「一般じゃない」人はどこで区別されるのでしょうか。
僕は知識も言葉もないのでわかりません。
辞書で調べると、「特別」や「専門」などと対比で、特別な点がないこと。と書いてある。
では「一般人」というのは特別な点がない人のことをさすのだろうか。
wikiで調べたけど載ってなかった・・・

特別な点のない、特徴のない人が一般人として呼ばれるのならば、一般人じゃない人とは誰なのだろうか。
結局それは使われるその場でいいように解釈できる幅広い言葉なのだろうか。
あまりにも枠が広すぎでわかりづらいにもほどがある。
どこかでたまに見る「普通じゃねえｗｗｗ」みたいな言葉。
遣ったその人はそれを説明できるのか。
なにが「普通」で、なにが「特別」なのか。
60億人いたら、60億通りの「普通」があるはずだ。
どこでこの言葉が生まれたのか。すごく気になる。だれが、何の目的でこの言葉をつくったのか。
「普通」や「特別」という言葉がもし世の中になかったら、どんな世界になったのだろうか。
自分ははたして何が「普通」で何が「特別」なのか。
説明してくれる人はいません。

誰も説明はできない。
俺には俺の普通という言葉の解釈があって、他人には他人の「普通」の解釈がある。
この言葉はどういう風にも形を変えられてしまう、とても曖昧な言葉なのだ。
だから「普通」という言葉は嫌いです。

と言いつついろんな場面で使っている自分がいます。